●雪の中のレースとなった、男子マラソンのアテネ五輪最終選考会第59回びわ湖毎日マラソン。
初マラソンのJ.リオスが38km過ぎに抜け出して優勝。
日本人トップは2位の小島忠幸。
タイムは2:08:18で、福岡優勝の国近を越える事はできなかった。
●最終順位
●LAP(先頭の5kmごとのラップ)
(青字はペースメーカー)
● 雪の中レースがスタート。
カメラに雪がついて見にくいです。
ちゃんとレンズぐらい拭いといてください、NHKさん。
● ペースメーカーは3人。
2時間6分台の記録を持つ#51J.キプロノ(ケニア)、#52アベナー・チプ(南アフリカ)、#53ルイス・ジェズス(ポルトガル)。
予想外に寒いレースでペースメイキングもなかなか難しそう。
5kmは、ほぼ想定どおりの15分10秒で通過。
しかし、その直後あろうことかペースメーカーのキプロノがずるずると交代してレースから脱落。
二人のペースメーカーでレースが進むことになる。
5kmから10kmのラップは14分55秒と今度は速くなる。
雪がやみ、日が差してきて、段々気温も上がってくる。
● 徐々にペースが落ち着いてきて、大人数の集団のままレースは推移。
中間点の通過は1:03:40とまずまず。
しかし、この辺りからまた雪がちらちらと降る場面もあり、集団から少しずつ選手がこぼれていく。
23km付近で招待選手の中で2番目に持ちタイムの良いJ.コスゲイがずるずると後退、そのままレースをやめてしまう。
● レースの本番は30kmでペースメーカーが離れてから。
30kmを過ぎた直後で、ただ一人残っていたペースメーカーのアベナー・チプが後退。
ここから牽制しあって停滞した流れになるかとも思われたが、一般参加の渡邉真一がまずはスパート。
すぐに吸収されるが、レースが少しずつ動き出す。
● 渡邉が集団に吸収された後、今度は給水を利して佐藤敦之が前に出る。
スパートというよりは、少し仕掛けて前に立ったという感じ。
佐藤の先導は1km以上続くが、どの選手もきっちりついてくる。
●佐藤を抜いて次に仕掛けたのはコニカミノルタの松宮祐行。
#すいません、参加してるの知りませんでした。
ニューイヤー駅伝では、佐藤に抜かれてコニカミノルタの連覇を止めてしまった松宮。
ここでそのリベンジなるかと思われたが、このスパートも決定打にはならず。
● 35km手前で、一番持ちタイムの良い#2W.オンサレが前に出る場面も。
この辺りから、オンサレ、小島忠幸、リオスが先頭を争う展開になってくる。
● 35km過ぎ、集団は7人に。
その中でもリオスが常に先頭を引っ張る展開に。
初マラソンのリオスは、最初小島などと交代しつつ先頭を引っ張ろうとするが、小島はぴったりとリオスの後ろに。
●完全にレースは4人に絞られる。
渡邉、高塚、松宮、佐藤、と順に先頭集団から離脱。
優勝争いはリオス、小島忠幸、オンサレに絞られる。
その中でも常にレースを引っ張るのはリオス。
1km3分のペースで、しきりに後ろを振り向きつつ小島を引き離しにかかる。
● 必死で突いていった小島だが38km過ぎで力尽きる。
リオスのペースはこの1km少し落ちているのだが、それ以上にペースが落ちた小島はずるずると引き離されていく。
●
何とか日本人トップの座だけは死守したい小島忠幸。
国近の記録も上回っておきたいところ。
しかし残り1kmで国近を上回るためには、2分52秒でカバーしなければいけないという絶望的な数字。
ただ、後ろから佐藤は追い上げてこない。
日本人最上位というのはほぼ確定。
●
結局リオスが逃げ切って初マラソン初優勝。
10000m27分22秒というスピードを持つランナーだが、それを終盤にきっちり発揮した。
これでスペイン代表の有力候補になる、かもしれないとのこと。
佐藤敦之は3位。
早くも「次の五輪を目指す」というコメントを出していた。
高塚、松宮、渡邉までが自己ベストを更新してサブテンランナーの仲間入り。
気温が変動し、雪も舞う厳しい天候のレースだったが、ペースメーカーの存在もあってそれなりの記録を各選手が残した。
● これで、アテネ代表はどうなるだろうか?
小島の取捨は難しい。
日本人トップだが、終盤競り負けて優勝はできなかった。
タイムも福岡の3人を上回れず、小島自身は福岡で7位に敗れている。
また、別エントリでくわしく検討したいと思うが、現在のところ国近は当確、残り2枠を油谷、高岡、諏訪、小島の4人で争うことになるだろう。
●
●LAP
▼「最終選考会」びわ湖毎日マラソン展望
▼第59回びわ湖毎日マラソンHP(毎日新聞)
▼NHKロードレースオンライン
▼国近好記録で優勝、アテネ五輪代表はほぼ当確(福岡国際マラソン)
▼東京国際マラソンはジェンガが優勝。日本人トップの大崎は有力候補? (東京国際マラソン)
▼改めて整理、男子マラソン五輪代表争い
■マラソン ■アテネ五輪 ■代表選考
■びわ湖毎日マラソン
初マラソンのJ.リオスが38km過ぎに抜け出して優勝。
日本人トップは2位の小島忠幸。
タイムは2:08:18で、福岡優勝の国近を越える事はできなかった。
●最終順位
| 順位 | 選手名 | タイム |
| 優勝 | ジョゼ・リオス(スペイン) | 2:07:42 |
|
2
|
小島忠幸(旭化成) | 2:08:18 |
|
3
|
ウィルソン・オンサレ(ケニア) | 2:08:33 |
|
4
|
佐藤敦之(中国電力) | 2:08:36 |
|
5
|
高塚和利(小森コーポレーション) | 2:08:56 |
|
6
|
松宮祐行(コニカミノルタ) | 2:09:25 |
|
7
|
渡邉真一(山陽特殊製鋼) | 2:09:55 |
|
8
|
小島宗幸(旭化成) | 2:10:07 |
|
km
|
通過タイム | 5km SPLIT |
先頭 |
|
START
|
0:00:00
|
|
|
|
5
|
0:15:10
|
15:10
|
アベナー・チプ |
|
10
|
0:29:55
|
14:55
|
ルイス・ジェズス |
|
15
|
0:45:06
|
15:11
|
ルイス・ジェズス |
|
20
|
1:00:20
|
15:14
|
ルイス・ジェズス |
|
中間点
|
1:03:40
|
-
|
ルイス・ジェズス |
|
25
|
1:15:25
|
15:05
|
ルイス・ジェズス |
|
30
|
1:30:43
|
15:18
|
アベナー・チプ |
|
35
|
1:46:02
|
15:19
|
ジョゼ・リオス |
|
40
|
2:01:05
|
15:03
|
ジョゼ・リオス |
|
GOAL
|
2:07:42
|
-
|
ジョゼ・リオス |
● 雪の中レースがスタート。カメラに雪がついて見にくいです。
ちゃんとレンズぐらい拭いといてください、NHKさん。
● ペースメーカーは3人。2時間6分台の記録を持つ#51J.キプロノ(ケニア)、#52アベナー・チプ(南アフリカ)、#53ルイス・ジェズス(ポルトガル)。
予想外に寒いレースでペースメイキングもなかなか難しそう。
5kmは、ほぼ想定どおりの15分10秒で通過。
しかし、その直後あろうことかペースメーカーのキプロノがずるずると交代してレースから脱落。
二人のペースメーカーでレースが進むことになる。
5kmから10kmのラップは14分55秒と今度は速くなる。
雪がやみ、日が差してきて、段々気温も上がってくる。
● 徐々にペースが落ち着いてきて、大人数の集団のままレースは推移。中間点の通過は1:03:40とまずまず。
しかし、この辺りからまた雪がちらちらと降る場面もあり、集団から少しずつ選手がこぼれていく。
23km付近で招待選手の中で2番目に持ちタイムの良いJ.コスゲイがずるずると後退、そのままレースをやめてしまう。
● レースの本番は30kmでペースメーカーが離れてから。30kmを過ぎた直後で、ただ一人残っていたペースメーカーのアベナー・チプが後退。
ここから牽制しあって停滞した流れになるかとも思われたが、一般参加の渡邉真一がまずはスパート。
すぐに吸収されるが、レースが少しずつ動き出す。
● 渡邉が集団に吸収された後、今度は給水を利して佐藤敦之が前に出る。スパートというよりは、少し仕掛けて前に立ったという感じ。
佐藤の先導は1km以上続くが、どの選手もきっちりついてくる。
●佐藤を抜いて次に仕掛けたのはコニカミノルタの松宮祐行。#すいません、参加してるの知りませんでした。
ニューイヤー駅伝では、佐藤に抜かれてコニカミノルタの連覇を止めてしまった松宮。
ここでそのリベンジなるかと思われたが、このスパートも決定打にはならず。
● 35km手前で、一番持ちタイムの良い#2W.オンサレが前に出る場面も。この辺りから、オンサレ、小島忠幸、リオスが先頭を争う展開になってくる。
● 35km過ぎ、集団は7人に。その中でもリオスが常に先頭を引っ張る展開に。
初マラソンのリオスは、最初小島などと交代しつつ先頭を引っ張ろうとするが、小島はぴったりとリオスの後ろに。
●完全にレースは4人に絞られる。渡邉、高塚、松宮、佐藤、と順に先頭集団から離脱。
優勝争いはリオス、小島忠幸、オンサレに絞られる。
その中でも常にレースを引っ張るのはリオス。
1km3分のペースで、しきりに後ろを振り向きつつ小島を引き離しにかかる。
● 必死で突いていった小島だが38km過ぎで力尽きる。リオスのペースはこの1km少し落ちているのだが、それ以上にペースが落ちた小島はずるずると引き離されていく。
●
何とか日本人トップの座だけは死守したい小島忠幸。国近の記録も上回っておきたいところ。
しかし残り1kmで国近を上回るためには、2分52秒でカバーしなければいけないという絶望的な数字。
ただ、後ろから佐藤は追い上げてこない。
日本人最上位というのはほぼ確定。
●
結局リオスが逃げ切って初マラソン初優勝。10000m27分22秒というスピードを持つランナーだが、それを終盤にきっちり発揮した。
これでスペイン代表の有力候補になる、かもしれないとのこと。
佐藤敦之は3位。
早くも「次の五輪を目指す」というコメントを出していた。
高塚、松宮、渡邉までが自己ベストを更新してサブテンランナーの仲間入り。
気温が変動し、雪も舞う厳しい天候のレースだったが、ペースメーカーの存在もあってそれなりの記録を各選手が残した。
● これで、アテネ代表はどうなるだろうか?
小島の取捨は難しい。
日本人トップだが、終盤競り負けて優勝はできなかった。
タイムも福岡の3人を上回れず、小島自身は福岡で7位に敗れている。
また、別エントリでくわしく検討したいと思うが、現在のところ国近は当確、残り2枠を油谷、高岡、諏訪、小島の4人で争うことになるだろう。
●
![]() |
|
|
雪の中スタート
|
|
![]() |
![]() |
|
5km
|
10km
|
![]() |
![]() |
|
15km
|
20km
|
![]() |
![]() |
|
中間点
|
25km
|
![]() |
![]() |
|
30km
|
35km
|
![]() |
![]() |
|
40km
|
GOAL
|
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![]() |
|
小島がゴール
|
3位の佐藤敦之
|
●LAP
| km | LAP | TOTAL ( 5km SPLIT) |
km | LAP | TOTAL ( 5km SPLIT) |
km | LAP | TOTAL ( 5km SPLIT) |
km | LAP | TOTAL ( 5km SPLIT) |
km | LAP | TOTAL ( 5km SPLIT) |
|
1
|
3:05 |
|
11
|
2:58 |
32:53
|
21
|
31
|
3:03 | 1:33:46 |
41
|
||||
|
2
|
3:08 |
6:13
|
12
|
2:55 |
35:48
|
22
|
32
|
3:02 | 1:36:48 |
42
|
||||
|
3
|
3:00 |
9:13
|
13
|
3:05 |
38:53
|
23
|
33
|
3:10 | 1:39:58 |
G
|
2:07:42 | |||
|
4
|
2:58 |
12:11
|
14
|
3:07 |
42:00
|
24
|
34
|
3:00 | 1:42:58 | |||||
|
5
|
2:59 |
15:10
(15:10) |
15
|
3:06 |
45:06
(15:11) |
25
|
1:15:25
(15:05) |
35
|
3:04 |
1:46:02
(15:19) |
||||
|
6
|
3:11 |
18:21
|
16
|
3:00 |
48:06
|
26
|
36
|
3:00 | 1:49:02 | |||||
|
7
|
17
|
3:06 |
51:12
|
27
|
37
|
3:00 | 1:52:02 | |||||||
|
8
|
18
|
3:02 |
54:14
|
28
|
38
|
2:59 | 1:55:01 | |||||||
|
9
|
19
|
2:59 |
57:13
|
29
|
3:04 |
39
|
3:02 | 1:58:03 | ||||||
|
10
|
29:55
(14:45) |
20
|
3:07 | 1:00:20 (15:14) |
30
|
1:30:43
(15:18) |
40
|
3:02 |
2:01:05
(15:03) |
▼「最終選考会」びわ湖毎日マラソン展望
▼第59回びわ湖毎日マラソンHP(毎日新聞)
▼NHKロードレースオンライン
▼国近好記録で優勝、アテネ五輪代表はほぼ当確(福岡国際マラソン)
▼東京国際マラソンはジェンガが優勝。日本人トップの大崎は有力候補? (東京国際マラソン)
▼改めて整理、男子マラソン五輪代表争い
■
■
Comment(1)| Track back(0) | 2004-03-07 15:52:10 | Clip!!
| ■ 一発勝負で決めてほしい | |
| 来沖中もチラッとお話しましたが、自分的にはこういうのは本当に一発勝負で決めてほしいと思ってます。 もう選手スタッフに長い時間余計なことばっかり考えさせすぎ。かわいそうです。 いろいろな地域の大会の誘致エゴや政治的な有象無象があって各協会は予選を一箇所に決められないんだろうけど、本番のオリンピック自体が一発勝負なんだから、「周到に準備をした一発勝負」で力を出し切れない選手はオリンピックでも力を出し切れる確率自体低いと強く思います。 まあこういうのはだんだん少なくなる傾向にあるのかもしれないけどね。 | |
| なごやん (2004-03-08 00:01:31) |
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