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和敬静寂
スポーツ観戦日記。中日、グランパス、バスケットボール、マラソン、ジャンプあたりを中心に。
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アテネ五輪総括 柔道編 [ アテネ五輪 ]
自己満足企画は続くよどこまでも
ということで、アテネ五輪総括第4弾は柔道編です。
ちなみにこれまで3つの総括は以下の通り。
金メダル編
銀メダル編
銅メダル編
いい加減過去を振り返るだけじゃなく、これから先のことも考えねばとカレンダーにXリーグやトップリーグなどの予定を色々と追加してみたのだけれど、
「これ全部チェックしてくつもりか、お前?」
という純粋な疑問がわいてまいりました。
Xリーグは確実に去年より見に行くことになると思う。
何せ、東京ドームは会社からの帰り道。
今年はJAPAN X BOWLが神戸なので見にいけないのが残念だが、その分東京ドームのリーグ戦はチェックして行きたいと思う。
ラグビーは、現在自分の中で一番のメインであるバスケのJBLやWJBLと思いっきり日程がかぶる場合が多いので、トップリーグ、大学のリーグ戦、対抗戦をあわせても数試合見にいけるのが関の山かなと。
と、こんな馬鹿みたいな予定を見てみて、日曜日の夜の今感じることは
「会社行かなくてよければ、どれだけ楽だろうな。」
と。毎日いろんなスポーツ見るだけで暮らしてければ、どれだけ楽しかろうなという廃人の発想が頭をよぎる。
まあ、会社辞めて食ってく当てがあるわけでもなく、どうしようもないのだが・・・。

そんな日曜の夜の「サザエさんシンドローム」(サザエさんは最近全く見ていないが)の酔っ払いの戯言は置いておいて、アテネ五輪の柔道を振り返ろう。
アテネ五輪の各階級での日本選手の結果は以下の通り。
男子   女子
階級 選手名 結果 優勝者
(準優勝)
階級 選手名 結果 優勝者
(準優勝)
60kg 野村忠宏
ヘルギアニ(グルジア)
14 48kg 谷亮子
ジョシネ(フランス)
66kg 内柴正人
クランツ(スロバキア) 15 52kg 横澤由貴
セン東妹(中国)
73kg 高松正裕
2回戦敗退
李〓熹(韓国) 16 57kg 日下部基栄
準々決勝敗退
敗者復活2回戦敗退
ベニシュ(ドイツ)
81kg 塘内将彦
1回戦敗退
敗者復活1回戦敗退
イリアディス(ギリシャ) 17 63kg 谷本歩実
ハイル(オーストリア)
90kg 泉浩
ズビャダウリ(グルジア) 18 70kg 上野雅恵
ボス(オランダ)
100kg 井上康生
準々決勝敗退
敗者復活2回戦敗退
マカラウ(ベラルーシ) 19 78kg 阿武教子
劉霞(中国)
100kg超 鈴木桂治
トメノフ(ロシア)
20 78kg超 塚田真希
ベルトラン(キューバ)
(〓は木ヘンに元、※センは、「洗」の「さんずい」が「にすい」 )

男子3個、女子5個、あわせて8個の金メダルは当然これまでで最多。
ソウル1(斉藤仁)、バルセロナ2(古賀稔彦、吉田秀彦)、アトランタ3(野村忠宏、中村兼三、恵本裕子)、シドニー4(野村忠宏、瀧本誠、井上康生、田村亮子)と一つずつ増やしてきた金メダルの数が一気に倍増した。
#ちなみにソウルの前のロザンゼルスは細川慎司、松岡義之、斉藤仁、山下泰裕の4つ。
男女別で見ると男子は前回大会と同じ金3個は変わらず。
#金3銀1(篠原信一)銅0という結果はシドニーとアテネで全く同じ。
なんと言っても女子の大躍進が凄い。
これまで1大会1個の金メダルが最高。
金メダルもこれまで2つしかなかったのに、今回だけで倍以上の5つの金メダルを獲得。
メダルを獲得できなかったのは、前回シドニーの銅メダリスト日下部基栄だけという完璧に近い内容だった。

それでも個人で最も賞賛されるべきは、男子60kg級の野村忠宏だろう。
五輪三連覇という記録はなかなか達成されるものではない。
決勝戦こそ相手のヘルギアニが逃げまくり、後味の悪い試合となったが、それも野村の圧倒的強さによって導かれてしまった試合展開だろう。
軽量級では続く66kg級の内柴正人が意外な金メダル。
正直、個人的には結構ノーマークでだった。
何せ五輪枠が取れたのが今年の春のアジア予選。
これにも内柴が出場したのだが、結構ぎりぎりの線で枠を確保した記憶があった。
しかし、一本でどんどん勝ち上がり、最後は決勝も一本で勝って金メダル。
世の中わからんもんです。
男子最後の金はそこから4日空いて最終日の鈴木桂治。
元々100kg級の技のキレを生かして、最重量クラスを難なく制して見せた。

男子は戦前の予想通り中量級が苦戦となった。
73kg級の高松正裕は初戦でグルジアのケフセシビリに優勢負け。
そのケフセシビリも3回戦でロシアのマカロフに合わせ技1本で敗れ、敗者復活にも進めず。
#今回の柔道ではグルジアの国旗を妙に多く見た気がする。
#グルジアはアテネ五輪全体で金2、銀2のメダルを取っているが、その半分(金1、銀1)は柔道でのものだ。
塘内は初戦でロシアのノゾフに合わせ技一本で敗退。
ノゾフが準決勝に進んだため(銅メダル)、敗者復活に回った塘内だが、その初戦でイタリアのメローニに技ありを奪われポイントの差で敗退。
結局1勝も出来ずにアテネ五輪を終えた。
そんな中頑張ったのが泉浩。
最後は決勝でズビャダウリに見事に投げられてしまったが、メダルが取れれば上出来といわれていたクラスで快進撃を見せた。

今回の柔道で(というよりアテネ五輪全体で)日本人にとって一番のサプライズだったのが、井上康生のメダルなし。
準々決勝ではファンデルギーストに有効ポイントの先行を許す苦しい展開。
体の重い康生はなかなか反撃できない。
ファンデルギーストも疲れてくるが、怪我をアピールして時間を取るなど、なかなか老獪な試合運び。
最後はあせった康生が一本を奪われまさかの敗退。
それでも銅メダルは取ってくれるだろうと思って見ていた敗者復活の2回戦。
アゼルバイジャンのミラリイェフにも一本で敗れるまさかの展開。
日本中の誰もが金メダルを信じて疑わなかった男が、2度も一本負けを食らって、メダルなし。
こんな結果を誰が予想しただろうか?

女子は谷亮子の2連覇「田村でも金、谷でも金」も当然凄いことなのだが、印象度としては阿武教子の悲願の金メダルの方が大きい。
世界選手権五連覇の実力を持ちながら、アトランタ、シドニーともに初戦で敗退。
今回こそ、初戦を突破さえ出来れば一気に金メダルまで駆け上がれるだろうとは思っていた。
初戦のベネズエラのピント戦は2分52秒で一本勝ち。
この初戦の呪縛を突き破ったことで、五輪の実力でも実力が発揮できた。
塚田真希の金メダルも予想外だった。
大阪世界柔道での孫福明との試合での負けっぷりから、銀メダルだろうと思っていた。
その孫が準決勝でベルトランに敗れ、決勝はベルトランとの間で争われることになった。
一度押さえ込まれたものの、外そうとして塚田が動くと、気付くとベルトランは塚田の背中の下に。
そのまま押さえ込んで金メダル。
のりにのっていた女子柔道陣の流れから出た運が、そのまま味方になった感のある金メダルだった。

その女子柔道の流れをつくったのが谷本だった。
前日に日下部が敗れた途絶えた、日本のメダルの流れを復活させた。
もともと技のキレには定評のある選手。
昨年の世界柔道であっさりと1回戦負けしたことで、戦前の評価は軒並み低めだったが、今回は技のキレがはまった。
古賀稔彦コーチが後ろで見守る中、圧倒的ともいえる強さで決勝まで一本勝ちを続けた。(準決勝の記録は棄権勝ち)
翌日の70kg級上野は世界選手権に連覇中の実力を見せ付けた。
1,2回戦こそ手間取ったものの、準々決勝、準決勝はそれぞれ約1分で一本勝ち。
決勝は予想通りオランダのボスとの試合になったが、これも問題なく片付けてしまった。

銀メダルに終わった横澤だが、なんと言っても準決勝サボン(キューバ)戦の大逆転劇が印象に残る。
今、改めて五輪ガイド誌を見ていたら古賀稔彦が横澤について
「最後まで逆転する可能性を持っているので、残り0秒までしっかり見守ってください。」
と書いていた。まさにその言葉をそのまま実行したような見事な大逆転勝ちだった。
日下部についてはあんまり試合を見ていないので、コメントは勘弁してください。

柔道総括編なのに技名がほとんど出てこないのは、単に自分が忘れている&柔道にそこまで詳しく無い、からです。
しかもアテネ五輪公式サイトには技名が記録として残っていない。
HDDレコーダでとってある試合を見直せばいいんだけれど、しっかりビデオが整理できていないので、そうするのも面倒くさいと。
#日刊スポーツのサイトなら載っていたことを今になって思い出しましたが・・・。
#面倒くさいので修正しません。

アテネ五輪総括、次回は団体球技編の予定です。

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アテネ五輪各競技の予習・復習
アテネ五輪TV観戦計画
アテネ五輪公式HP

アテネ五輪

Comment(0)| Track back(0) | 2004-09-06 00:32:51 | Clip!!

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6/8
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