●2005/2006 FIS ノルディック複合 W杯
第15戦ゼーフェルト(オーストリア)
HS=100m K=90m 距離15.0km 2006/1/29
▼第15戦結果 (pdf)
●21戦あるW杯のうちの、今日が第15戦目。HS=100m K=90m 距離15.0km 2006/1/29
▼第15戦結果 (pdf)
順位 選手名 (所属) 合計 ジャンプ 時間差 距離 1 H.マンニネン (フィンランド) 37:40.3 217.0( 6) +2:18 35:22.3( 4) 2 T.ロドウィック(アメリカ) 37:50.5 233.0( 2) +1:14 36:36.5(14) 3 C.ビーラー (オーストリア) 37:57.8 251.5( 1) 0:00 37:57.8(25) -- -------- ---------- ------- --------- ------ ------- 13 高橋大斗 (土屋ホーム) 39:36.2 217.0( 6) +2:18 37:18.2(18) 15 小林範仁 (東京美装) 39:51.4 189.0(24) +4:10 35:41.4( 7) 21 畠山陽輔 (秋田ゼロックス) 40:26.4 201.5(19) +3:20 37:06.4(17)
これがトリノ五輪前最後のW杯となる。
まだ6戦残した段階で、7連勝のマンニネンのW杯ポイントは1264。
2位のモーアンは605とダブルスコア以上で、その得点差は659。
W杯ポイントは勝利で100ポイント得ることが出来る。
残りは6戦、モーアンが6連勝しても現在のマンニネンを越えることは出来ない。
ということで、早くも1月にしてマンニネンのW杯総合3連覇が決まってしまった。
●この日もジャンプでトップに立ったのはビーラー。
1本目94.0m、2本目96.5mと2本ともトップのジャンプを揃え、2位ロドウィックとのポイント差は18.5。
1分14秒もの大差をつけた。
3位タンデとは1分30秒、4位B.グルーバーとも1分58秒差。
5位ヘティッヒは2分を超える2分16秒差、最大の敵マンニネンは2分18秒差で6位。
そして、高橋大斗はマンニネンと並ぶ6位でジャンプを終えた。
87.5m、88.5mと2本ともK点に届かせることが出来ず、走力で大きな差のあるマンニネンと同時にスタートすることになってしまった。
本当は、大斗がビーラーの位置に立っていたいところなのだが。
畠山は85.0m、83.0mで19位、小林は81.0m、81.5mで4分10秒差の24位と大きく離された。
●5kmのコースを3周する距離では、やはりマンニネンがトップを追い詰めていく。
2周目の終わりに2位のロドウィックをとらえ、最終3周目の半ばで2分18秒差のあったビーラーをとらえ、粘るロドウィックも引き離してゴール。
7連勝でW杯総合優勝を決めてしまった。
ロドウィックは連日の表彰台。
ビーラーには1分30秒離されていたものの、この人もジャンプのアドバンテージを結構持っていた。
距離は14位で粘り、最後の最後にマンニネンについていく形でビーラーを交わした。
大差を持っていたビーラーは、距離25位でリードを保ちきれず3位。
4位にはゴットワルト、5位にはモーアンと、ここには距離1,2位の選手が入った。
大斗は13位まで順位を落としたが、距離は18位とかなり内容が良くなって来ている。
この試合の敗因はどちらかというとジャンプだろう。
「たら、れば」ばかり言ってもしょうがないが、大斗がビーラーほど飛ぶことが出来ていたら、今回の試合はマンニネンからも逃げ切れた計算になる。
ジャンプがよくなったら距離が悪くなる、距離が良くなったらジャンプが悪くなる、というように2つをバランスよく成立させるのが難しいのが複合。
ただ、せっかく距離がよくなってきた今だからこそ、得意のジャンプを強調していきたいところ。
小林は距離7位と健闘し、ジャンプから9つ順位を上げた。
距離で同時スタートだったハゼニー(距離5位)に最後までついていって、一緒に順位を上げていくことが出来た。
小林の調子がかなり良くなって来ているのは心強い。
あとはジャンプだけ・・・。
畠山は距離で2つ順位を下げ21位だった。
●五輪前にマンニネンの圧勝でW杯総合優勝は決まってしまった。
ただ、五輪もマンニネンが勝つかといわれると、それはわからない。
そりゃあ、実力通り普通にやればマンニネンだとは思うのだけれど、マンニネンは五輪や世界選手権などの大舞台での個人戦に極端に弱い。
ソルトレイク五輪では個人戦14位、スプリント7位。
世界選手権でも1997年のトロンハイム6位を皮切りに、99年ラムソーのスプリント4位、2001年ラハティ個人4位、スプリント6位。
2003年のバルディフィエメでも個人11位、スプリント6位。
2005年、あれだけ強さを見せつけたシーズンの中で迎えたオーベルストドルフでも個人9位、スプリント8位。
金メダルどころか、表彰台まで無いというのが、マンニネンの「大舞台に弱い疑惑」をより強くさせる。
ただ、これは逆に日本勢にとってはチャンスだ。
大斗は距離の調子が上がってきているし、小林も距離でかなりトップクラスに近い結果を残せるようになってきた。
問題はジャンプだ。
大斗は金メダルを取ろうと思ったら、ジャンプ終了後にトップに立っているようでないとお話にならない。
今回の試合でのビーラーぐらい飛べる力はあるはずで、マンニネン、モーアン、ゴットワルトあたりに2分差をつけることができたら、チャンスが見えてくる。
#正直3分は欲しいかも。
▼2005/2006 FIS ノルディック複合ワールドカップ
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■スキー■W杯■複合 ■ノルディック複合05-06
Comment(0)| Track back(0) | 2006-01-30 01:44:23 | Clip!!
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