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和敬静寂
スポーツ観戦日記。中日、グランパス、バスケットボール、マラソン、ジャンプあたりを中心に。
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浜松がトルコになった日 [ バスケットボール ]
日本代表は広島でドイツ、アンゴラに連敗を喫してしまった。
本来ならこの日本代表の試合を見に行きたいところなのだけれど、そんな時間もお金もないので浜松でグループCを見てきた。
しかも、時間の都合で第2試合のトルコvsオーストラリアしか見られなかった。
#ちなみに、今回写真がないのは道中でデジカメを紛失したからです。
#相当ショック。

試合会場の浜松アリーナは浜松駅から車で15分ぐらい。
ただ、一般駐車場がないため、公共交通機関を使う必要がある。
主な手段であるバスは1時間に2本。
自分がアリーナに向かった時間は、臨時増発すら出ていなかった。

体育館は8割程度の入り。
鞄の中身チェックや金属探知機によるボディチェックはあるけれど、デジカメとかのチェックはなかった。
みやげ物売り場は、グループC参加国関連グッズと今大会のオフィシャルグッズが売られていた。
大会Tシャツはよく売れていたけれど、グループCの国々(リトアニア、ギリシャ、トルコ、オーストラリア、ブラジル、カタール)のグッズはあまり売れていないようだった。
ちなみに、日本グッズは売られていなかった。
それぐらいは気を使って売ってくれてもいいような気がするけれど。

会場内には「トルコブース」が作られていた。
なんでだろう?と思っていたが、次回大会がトルコ開催であるため、そのPRのためのものらしい。
そして、そのトルコブースの前に長蛇の列が出来ていた。
どうやら2010年トルコ開催Tシャツを配布していたようだが、配布開始時に一時大混乱になっていた。
結局、配布は途中で取りやめになったっぽいが、詳細はよくわからない。

会場内は、異常にトルコ応援団が多い。
会場のいたるところにトルコの旗を持った応援団がいた。
オーストラリアの国旗も2,3個見えたが、人数は圧倒的に少ない。
#オーストラリアの国旗を持って、大阪エヴェッサのTシャツを着てきている外人の人もいた。

試合は序盤はオーストラリアペース。
#4ボガットがインサイドをゴリゴリ攻めて、主導権を握る。
オフェンスリバウンドがとれるトルコだが、オフェンスが雑でなかなか点数に結びつかない。
また、両チームともオフェンスファウルをとられるシーンが多く、ともに攻撃のリズムをつかみきれない。
オーストラリアは、第2ピリオドに入って#9ブルートンの3Pが連続で決まりだし、差を広げていく。
選手を頻繁に入れ替えるトルコだが、オフェンスが組み立てられずに得点が伸びない。
ペースを握ったオーストラリアだが、PGブルートンがややボールを持ちすぎの嫌いがある。
前半はオーストラリアが40-26と大きくリード。
正直、試合はほぼ決まったかと思われた。

ハーフタイム。
会場のあちこちに集まっていたトルコサポーターが、北側スタンドに集結しだす。
後半開始から激しく応援を続けるトルコサポーター。
そして、審判の笛も激しく、第3ピリオドは両チームファウルの応酬になる。
外からのシュートが入り始めたトルコが、第3ピリオド開始とともに一気に差を一桁に詰めてくる。
そうしている間にも、会場のあちこちからトルコサポーターが集結し始め、さらにトルコの勢いは増してくる。
多く獲得したフリースローで差を詰めにかかるが、3本連続で外してしまう場面などもあり、追いつくまでには至らない。
主力にファウルがかさみ、オフェンスでもリズムをつかめなくなってきたオーストラリアは、ブルートンの個人技からの3Pに頼る場面が多くなる。
序盤活躍したボガットは、トルコインサイドの#12ギョンルムや#14ペーカーなどにうまく守られ、なかなか点数を取れない。
オーストラリア6点リードで、試合は最終ピリオドへ。

トルコの勢いは止まらない。
後半になって当たりが来た#8イルヤソヴァ、#10クトルアイの3Pが小気味よく決まり、差をさらに詰めていく。
オーストラリアは以前オフェンスのリズムがぼろぼろ。
トルコのディフェンスがかなりよくなったこともあり、点数が進んでいかない。
さらに第4ピリオド中盤に頼みのブルートンがファウルアウト。
#自分は、正直ブルートンがオフェンスのリズムを悪くしていた一因だと思うけれど。
さらに盛り上がるトルコサポーター。
この頃には会場はトルコの応援一色になっていた。
ついに逆転したトルコは、さらに残り2分で3スローを獲得してこれを全て決め、差を5点にまで広げる。
タイムアウトをとって打開を図るオーストラリアだが、この直後に痛恨のパスミスが出てしまう。
3Pを決めたりして、何とか追いすがるオーストラリアだったが、このミスが響いて結局差をさらに広げられて試合終了。
最後にファウルゲームに行くこともできず、なんとも中途半端な終わり方だった。

試合終了後はトルコチームとサポーターの喜びが爆発。
そのまま歌を歌いながら引き上げる応援団。
会場の外でもサポーター同士で大声で掛け合いをしたりして、かなり盛り上がり続けていた。

試合展開としては面白かったが、試合内容は少し低調だったように思う。
特に、後半一気に逆転されたオーストラリアは、あまりに策がなさ過ぎた。
審判の厳しい笛と、サポーターの応援に乗ったトルコのタイトなディフェンスに苦しんだのは確かだが、オフェンスがあまりに単調だった。
頼みのボガットが終盤になればなるほどプレーに精彩を欠いたのは痛かった。
あと、最後までトルコにオフェンスリバウンドを奪われ続けたのが、オーストラリアの敗因だろう。

トルコ 76-68 オーストラリア(2006 FIBA World Championship)


日本チームのいない浜松開催。
今回のトルコチームのような応援団が会場を支配したことで、ある意味「世界選手権なんだなぁ」ということを強く感じることが出来た。
この次の試合のギリシャとリトアニアの応援団も、それぞれ自国の国旗を用意して結構な人数が試合を待ちわびていた。
遠い国々の人々が、本気で自国のチームを応援に来る「世界選手権」というものを、少しでも肌で感じることが出来て楽しかった。

Comment(0)| Track back(0) | 2006-08-20 22:29:50 | Clip!!

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